■脂肪肝|肝臓病
近年、脂肪肝が30代〜40代を中心に増えつつあります。
食事で摂った脂肪は、小腸で脂肪酸に分解され、肝臓に送られます。しかし、糖分や脂質を摂りすぎて、肝臓に送られる脂肪酸が増えると、肝臓で脂肪酸から作られる中性脂肪が肝臓にたまります。
また、アルコールの飲みすぎでも肝臓に中性脂肪がたまります。
つまり、脂肪肝とは、食べ過ぎや飲みすぎによって肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった肝臓の肥満症とも言える状態です。肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった脂肪肝は、動脈硬化を始めとするさまざまな生活習慣病を引き起こす恐れがあります。
皮下や内臓に中性脂肪がたまると肥満になりますが、肝臓にたまると脂肪肝になります。肝臓がフォアグラのような状態になったといえば、わかりやすいかもしれません。健康な肝臓でも3〜5%の脂肪を含んでいますが、5%を超えた場合を脂肪肝といいます。
脂肪肝になっている組織を顕微鏡で見ると、肝細胞内に球状の脂肪が異常に増えているのがわかります。
正常な肝臓の脂質は、約3分の2がリン脂質で占められ、主に細胞の膜を構成し、残りの約3分の1がコレステロール、中性脂肪、遊離脂肪酸になってしまいます。
ところが脂肪肝では、中性脂肪が異常に増加して大部分を占め、コレステロールやリン脂質が蓄積することはほとんどありません。
脂肪肝の原因の多くは、肥満、糖尿病、アルコールの飲みすぎです。
脂肪肝は年代では30〜70代に多く、男性では40歳前後、女性では40代以降の中高年に多発しています。性別では男性のほうが多く発症。アルコール性の脂肪肝の場合は、放っておくと肝硬変に進むこともあります。
■非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
アルコールを飲まない人でも脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝臓ガンへと病状が進行していくことがあります。それが、非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis、通称NASH)です。
非アルコール性脂肪性肝炎の原因の一つとして考えられるのが、無理なダイエットとリバウンドを繰り返すことによって、肝臓に負担をかけること。
ダイエットでやせた女性でも、栄養バランスを崩し、脂肪肝になると、非アルコール性脂肪性肝炎になることもあるそうです。
偏った食事によるダイエットを行い、リバウンドを繰り返すと、肝臓に負担をかけ、病気にある恐れがありますので、気をつけましょう。
■脂肪肝を予防する方法
●脂肪肝を予防し、肝機能を改善するためにも脂肪肝の原因を解消する必要があります。
脂肪肝の原因は1.肥満・糖尿病、2.アルコールの飲みすぎなどがあげられます。
1.肥満・糖尿病の解消
脂肪肝の原因である肥満を解消するには、ダイエットが必要。ダイエットには、バランスの良い食事が必要です。食べ過ぎの方は、食事量を減らすことが重要。また、適度な運動も必要です。
*脂肪肝に良い食事療法・食品
●脂肪肝に良い食事・食品は、タウリンを含む食事・食品です。
肝臓から分泌される胆汁酸には、コレステロールを排泄させる働きがありますが、タウリンを含む食品を摂取するによって胆汁酸の分泌が増え、血液中のコレステロール値も下がります。
●タウリンには、酵素の働きを助ける働きがあるので、アルコールの分解を早め、肝臓への負担を軽くしてくれます。また、タウリンには、腎臓や肝臓の有害ミネラルである毒素を濾過する機能をUPさせてくれます。
●カキに含まれるタウリンは、肝臓に溜まった中性脂肪を肝臓の外に出してくれ、そして脂肪肝を良くする働きがあるのです。
つまり、タウリンが肝臓に入ると、まず肝臓内の中性脂肪を取り除きます。さらに肝臓から脂肪を外に排出する働きをしてくれます。食事療法としては、タウリンを含むカキなどを食事に取り入れましょう。
*実際に脂肪肝になった人に、2gから6gのタウリンを半年間与えたところ、脂肪が取れてキレイな肝臓に戻ったそうです。
肝臓は沈黙の臓器といわれています。それは、肝臓は再生能力・代償能力に優れ、ダメージを受けても残った正常細胞が余分に働き、機能を維持するからです。
そのため肝臓に異常があっても気付かず、異常に気付いたときには病気がかなり進んでいることがあります。定期的に健診を受け、肝臓の数値をチェックしながら、脂肪肝になる前にきちんとした食事・生活習慣を心がけましょう。
2.アルコールの飲みすぎを止める。
脂肪肝を予防する上で、一番大事なことはアルコールを飲みすぎないことです。
脂肪肝に関するブログ記事
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・コーヒーに脂肪肝予防効果
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