目の充血(目が赤い)の原因・治し方

目の充血や目の病気に関する情報もご紹介します。

目の充血(目が赤い)の原因・治し方

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目の充血

朝起きたら「目が赤い」「目が真っ赤に充血している」という経験は誰もがあるかと思います。

女性の92%が「疲れ目」により見た目の印象が変わると回答によれば、女性の92%が「疲れ目」により見た目の印象が変わると答えており、また67%の人が自身の疲れ目の表情にがっかりしたことがあるそうです。

女性の仕事後の見た目年齢は5歳増しの原因は目のクマ?によれば、女性の顔で疲れを感じるポイントとしては、「目の下のクマ」(55.9%)、「充血した目」(25.5%)など目に対する印象が大きいようです。

ほとんどの充血は休めば治りますが、場合によっては、重要な病気のサインの場合もあります。

目の充血の原因を知って、しっかりと予防・対策を行ないましょう。

ちなみに、充血は、英語では「hyperemia」、フランス語で「hyperemie」、中国語で「充血」と呼びます。



【目次】



目の充血とは・症状

目の充血は、白目の部分の血管が拡張し、赤く充血して見えることをいいます。

目の充血には、結膜の炎症(結膜炎)による「結膜充血(けつまくじゅうけつ)」と、ぶどう膜炎や急性緑内障などの眼球の中の病気による「強膜充血(きょうまくじゅうけつ)・毛様充血(もうようじゅうけつ)」があります。

「目が赤い」、「目の充血で痛みがある」、「目に不快感が続く」という場合は、すぐ眼科で診てもらいましょう。

目の充血で目の痛みがない場合は、まずはゆっくり目を休めましょう。


→ なぜ白目が赤く充血するのか?その理由 について詳しくはこちら


充血と出血の違い

目が真っ赤になるというときには、主に2つあり、一つが充血で、もう一つが出血です。

充血とは、白目の細い血管が広がって太くなることです。

血液量が増えたことで白目の部分が赤く見えます。

出血とは、血管が破れてしまい、白目が血液によって、真っ赤になった状態です。

出血で身近なものといえば、「結膜下出血」で、結膜の下の血管が破れて、目が赤くなります。

結膜下出血は咳やくしゃみでも起こる目の病気です。

→ 充血(目の充血)と出血(結膜下出血)の違い・特徴とは? について詳しくはこちら



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目の充血の種類

結膜充血|目の充血

  • 結膜とは、白目(強膜)の表面とまぶたの内側を覆っている薄い膜です。
  • 結膜充血は、鮮やかな赤色で、白目(眼球結膜)は周辺部が特に赤くなり、まぶたの裏(眼瞼結膜)も充血します。
  • 結膜充血の場合は、目やにや涙を伴います。
  • 結膜充血の場合はそのまましていても治る場合もあります。


強膜充血(毛様充血)|目の充血

  • 強膜は、いわゆる白目のことで、眼内の圧力(眼圧)を支えて眼球を保護しています。
  • 強膜充血は、紫がかった赤色で、白目は黒目(角膜)の周りが赤く、まぶたの裏まで充血しないのが特徴です。
  • 強膜充血の場合は、涙は出ても目やには出ません。
  • 強膜充血が見られたら、眼科で詳しい検査をして原因を調べる必要があります。
  • 疲れ目が原因による充血が多いので、その場合は目薬などで無理に充血をとらずに目を休めることが効果的です。
  • 毛様体・虹彩・脈絡膜とそれに隣接する組織を総称して「ブドウ膜」といいますが、このブドウ膜が炎症を起こすブドウ膜炎による充血は、毛様充血の代表的な症例です。




目の充血の原因


眼精疲労ドライアイ

スマホやVDT作業(パソコンでの作業)で画面を注視したり、読書、運転などをするとまばたきの回数が少なくなります。

通常は1分間に15回程度まばたきをするのですが、画面を凝視していると、まばたきが3分の1に減ってしまうことがあります。

まぶたの縁には目を保護する油を出す分泌腺のマイボーム腺があり、まばたきする際に、このマイボーム腺から分泌される油が目の表面に油の膜を張り、水分の蒸発を防いでくれています。

この油の膜は10〜15秒で破れてしまいますが、通常のまばたき回数であれば油の膜が破れることはありません。

しかし、まばたき回数が減ると、油の膜が破れたままの状態になり、涙は蒸発して目が乾きやすくなってしまい、眼精疲労・ドライアイの症状として充血が現れます。


コンタクトレンズ

コンタクトレンズが目の充血の原因となる理由は2つ考えられます。

1.コンタクトの表面が乾くことでドライアイの原因になる

コンタクトレンズによる目の乾燥、エアコンの送風による部屋の乾燥、スマホやパソコンで長時間画面を見続けることによってまばたきが減少することで、ドライアイになりやすく、目の充血が起こりやすくなります。

2.コンタクトレンズによる目の病気が原因で目の充血になる

汚れや化粧品のついた手でレンズに触る、レンズケースの汚れ、こすり洗いをしない、交換期限が過ぎたレンズを使用、レンズをつけたまま眠ってしまうなどのコンタクトレンズの誤った使用方法やケア方法によって、目の病気になり、充血の症状が現れることがあります。

<コンタクトレンズ>増える角膜感染症 汚れによる傷が原因、失明もによれば、コンタクトレンズによる目の病気には、次のような病気があります。

  • 点状表層角膜症( 角膜の表面に小さな傷がつく)
  • 角膜浸潤
  • 角膜潰瘍(かいよう)(深くまで傷が達する)
  • 巨大乳頭結膜炎(上まぶたの裏側(結膜)にブツブツができる)
  • 角膜感染症(細菌やカビによる感染で目の痛みや充血などを起こし、失明する恐れもある目の病気。中でも増えているのが、アカントアメーバ角膜炎。)

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コンタクトレンズが目の充血の原因になる理由・治す方法とは?


ストレス・緊張

ストレスや緊張によって交感神経優位になることで涙が出なくなることが目の充血の原因となります。

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乾燥

乾燥した部屋では、涙が目の表面から気化してしまうため、ドライアイになりやすくなり、目が充血します。


加齢

年齢とともに涙の分泌量は低下します。

また、老眼白内障で視力が落ちると、目を凝らしてみるようになり、まばたきが減ってしまい、目が乾きやすくなって、目が充血します。

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高齢者の7割がドライアイにかかっている|なぜ高齢者の多くがドライアイにかかるのか?


アレルギー性結膜炎

花粉性アレルギー性結膜炎では目に入った花粉を流水で洗い流すことが大事なのですが、洗い過ぎはドライアイの原因になり、目が充血してしまうので注意が必要です。

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花粉症 目の洗い過ぎに注意 ドライアイの原因にも


流行性角結膜炎

「流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)」は、一般的に「はやり目」と呼ばれる、結膜炎と角膜炎の症状が同時に出る目の病気です。

「まぶたが腫れる」「目やにが出る」といった症状とともに結膜の充血が起こります。


瞼裂斑

目の表面は本来、滑らかな状態ですが、「瞼裂斑(けんれつはん)」になると、白目の部分が盛り上がり、黄色く濁ります。

盛り上がりができたことで涙が届かずに乾いてしまう場所が出てくるなど、ドライアイの原因にもなります。

炎症を起こすと「瞼裂斑炎」になり、目が赤く充血し、まばたきをするたびにこすれ、ゴロゴロ感も起こります。

瞼裂斑の原因は紫外線で、紫外線を浴びる量が多いほど、瞼裂斑を発症しやすいと考えられています。


アイメイク

まぶたの内側には「マイボーム腺」という、目の表面の涙が蒸発しないための油が出る腺があります。

目の潤いは、ここから出る油によって保たれていますが、まぶたの内側にアイメイクをするような濃い化粧をするとマイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなり、ドライアイになり、充血という症状が起こってきます。

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ぱっちりメークがドライアイの原因になることがある!?


上記の目の充血の原因は、あくまでも原因の例として挙げたにすぎません。

症状の現れ方には、個人差があります。

「目が充血する」という方の中で「目が充血しやすい」という場合には、何らかの原因があると思われます。

目の充血が長く続き、一時的な目の充血でない場合は、病院で一度診てもらいましょう。




目の充血の予防・治し方

スマホやパソコンをよく見る方は、定期的に目を休める

スマホやパソコンで目を長時間酷使すること(VDT症候群)が「目の疲れ」「充血」の大きな原因の一つです。

スマホやパソコンをよい姿勢で見たり、使用頻度を控えたりすれば目にそれほど負担がかかることはないのでしょうが、暗い部屋の中でしかも寝た状態でスマホを使ったり、また、一日長時間スマホを手放さず使用しているため、目にかなりの負担がかかっていることが考えられます。

長時間によるスマホの使用で、夕方頃になると老眼のような状態になるスマホ老眼になる人もいるそうです。

一時間画面を見たら一度目を休めるという習慣を持ちましょう。


遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

→ 目の疲れ解消法 について詳しくはこちら

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20-20-20ルール|目の疲れから守る方法や座り過ぎを防ぐ方法



まばたきを意識的に行なう

スマホなどの画面を見たり、読書、運転などをするとまばたきの回数が少なくなります。

まばたき回数が減ると油の膜が破れたままの状態になり、涙は蒸発して目が乾きやすくなってしまい、充血の原因になりますので、まばたきを意識的に行うようにしましょう。

ただ、すでに目が乾燥するなどのドライアイの疑いがある場合には、目が傷つきやすくなっていますので、まず次のような対策を行なって、涙の量・質を改善するようにしてから、まばたきを意識的に行うようにしたほうが良いようです。

  • 防腐剤の入っていないコンタクトレンズ専用の目薬で点眼をする
  • 部屋の湿度を保つ
  • エアコンの風が目に直接あたらないようにする
  • 目を温める

→ ドライアイ(目が乾く)|ドライアイの症状・原因・治し方・治療・目薬・コンタクト について詳しくはこちら

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まばたきで「疲れ目」解消!?眼精疲労回復エクササイズ


蒸しタオルで目のまわりを暖め血行をよくする。

蒸しタオルは小さめのハンドタオルを濡らして、電子レンジで30秒から1分ほど温めれば簡単にできます。

また、目の疲労回復に42度のシャワーがよい?によれば、42度のシャワーで眼の周囲を温めると、目の疲労回復に効果があるそうです。

シャワーの熱が毛様体筋に伝わることで目の疲れを癒すのに効果があるようです。


目の周囲をマッサージする

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら


コンタクトレンズを正しく利用する。

コンタクトレンズの乾燥、長時間のコンタクトレンズの使用、コンタクトレンズ汚れなどが原因で充血することがありますので、コンタクトレンズの使用法・ケアに注意してください。

→ コンタクトレンズトラブル・ケア について詳しくはこちら


睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになり、目の充血が起こることもあります。

目の充血は症状であり、病気そのものではありません。

目の充血は自己防御反応の現れともいえます。

あまり充血の症状がひどい場合でなければ、まずはゆっくり睡眠をとるなど、目を休めることが一番です。


ドライアイに効くツボ

「風池(ふうち)」:頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

→ 目の疲れ(眼精疲労)に効くつぼ:風池(ふうち) について詳しくはこちら


目薬を利用する

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

ドライアイ、結膜炎、眼精疲労など、目の充血を引き起こす要因は様々です。

身体の防御機構を働かせるために充血という症状が出ている場合もあります。

目薬で、簡単に充血を解消することができますが、身体の防御反応として目の充血が起こっている場合、むやみに充血を取り除くことは逆効果かもしれません。

また、目の充血が起きたからといって、市販の目薬を頻繁に差すことは、過度の目薬はくれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない「人工涙液(じんこうるいえき)」を選ぶことをお勧めします。

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部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が目に直接当たらないように気を付けてください。


アイメイクに気をつける

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。


紫外線対策

オフィス街ではビルや路面の反射で、方向や時間帯に関係なく紫外線を浴びているようです。

自分の目を紫外線による目の病気から守るためにも、ぜひUV(紫外線)カットのサングラスやコンタクト・つばの広い帽子を利用しましょう。

【サングラス選びのポイント】

  • 紫外線(UV)カット機能のある眼鏡やサングラスを選ぶ
  • サングラスは薄い色のサングラスがよい
    濃い色のサングラスの場合、瞳孔が開き、紫外線を受けやすい
    薄い色のサングラスの場合、瞳孔が開かず、紫外線が入って来ても、目の奥まで届きにくい
  • サイズは大きめで、顔の側面まで覆うサングラスを選ぶ方が効果的
    紫外線は正面からだけでなく、地面などに反射して下や横からも目に入ってくるので、顔の形にフィットしたサングラスを選ぶ

紫外線が一日のうちで最も多く降り注ぐのは、午前10時から午後2時の時間帯ですが、実は目に入ってくる紫外線の量は、朝や夕方のほうが多い(太陽の高さが低い朝や夕方は直射日光が目に入る)ので、この時間帯も忘れずに紫外線対策を行いましょう。


食事・栄養に気をつける

澄んだ白目に!目の充血予防に摂りたいビタミンとは!?によれば、ビタミンB1には、目の疲れの解消や視神経の働きを強化する働きがあり、ビタミンB2は毛細血管を丈夫にする働きがあるそうです。

ビタミンB群を多く含む食べ物は、レバー・卵・豚肉・納豆・海苔などです。


→ 目の病気から守る食べ物・栄養

 について詳しくこちら


普段から眼や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスブルーベリー)などを利用してみてはいかがですか?


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→ 目の病気・症状一覧チェック について詳しくはこちら


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