動脈硬化動脈硬化の症状・原因・改善方法・予防

動脈硬化とは?簡単にわかりやすく!

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動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法・予防

動脈硬化とは、動脈にコレステロール中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。


動脈が弾力性や柔軟性に富んでいれば、心臓や脳などの臓器や筋肉などの組織に必要な酸素や栄養の供給は行なわれます。


しかしコレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い硬く、もろくなってしまいます。


このような状態を「動脈硬化(どうみゃくこうか)」といいます。


動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳卒中脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。


「動脈硬化が心配」という悩みを抱えていると毎日が憂鬱ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせて長生きすることができますので、動脈硬化の症状(足の動脈硬化など)・原因、動脈硬化を予防・改善する食事について正しい知識を持って、生活習慣を見直しましょう!


ちなみに、動脈硬化は、英語では「arteriosclerosis」、フランス語で「arteriosclerose」、中国語で「動脈硬化」と呼びます。




【目次】


アテローム性動脈硬化症

心臓は、全身に酸素や栄養を運ぶために血液を送り出していますが、心臓自身も血液の供給を必要としています。


冠動脈はその心臓に血液を供給する血管を言います。


動脈が詰まる原因は、アテローム性動脈硬化症です。


アテローム性動脈硬化症とは、高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり、アテローム(粥状の塊)と呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態で、血管のしなやかさが失った状態です。


アテローム性動脈硬化症により、冠動脈が詰まった状態を、冠動脈疾患といい、冠動脈が狭くなることを冠動脈狭窄といいます。


アテローム性動脈硬化症をそのままにしておくと、脳梗塞、心筋梗塞などの病気になる恐れがあります。



動脈硬化の症状

動脈硬化は、動脈硬化だとはっきりわかる自覚症状がないため、症状だけで動脈硬化を早期発見することは難しいです。


しかし、動脈硬化を放っておくと、心臓病や脳血管障害、閉塞性動脈硬化症など重大な病気を引き起こす恐れがあるため、定期的に病院での検査(健康診断)を行なうことや自宅など定期的に体重を測り、血圧を測るなどして、動脈硬化を早期発見しましょう。


動脈硬化のサイン

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閉塞性動脈硬化症(足の動脈硬化)の症状

足への血流が徐々に減少してくると、安静にしていても痛みが起こり、足の指の色が悪くなって、ひどい場合は壊死(えし)を起こします。


壊死した部分にばい菌が感染すると、赤く腫れたり、膿が出たりして、指や下腿部を切断しないといけなくなることもあります。




動脈硬化の原因

動脈硬化は、食事、運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣の違いによって大きく影響されることがわかっています。


たとえば、動物性脂肪の多い高カロリー食は、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、過酸化脂質を増加させます。


それらが血管壁に付着して血管を詰まらせたり、血管が破れたりする原因になります。


また、動脈硬化は、動脈硬化の危険因子について確認し、生活習慣を見直し、予防することが大切です。


動脈硬化の危険因子


悪玉コレステロールの増加

増えすぎた悪玉コレステロールが傷ついた血管壁の隙間に入り込みます。

それが、白血球によって退治され、その残骸が血管壁にこびりつき、血管を狭め、動脈硬化を引き起こします。


→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら


善玉コレステロールの減少

善玉コレステロールは、余分な悪玉コレステロールを回収し、肝臓に戻す役割があります。


→ HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす・基準値 について詳しくはこちら


高血圧

高血圧が長く続くことで、血管に圧力がかかり続けることにより、血管には弾力がなくなってしまった状態になります。


→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 について詳しくはこちら


中性脂肪

血管は、高血圧や加齢等の要因で少しずつ傷ついていきます。

その傷が大きいと、悪玉コレステロールが血管壁の内側に入り込んできます。

中性脂肪自体は動脈硬化を進行させるわけではありませんが、中性脂肪は悪玉コレステロールを小型化させることで、悪玉コレステロールが入ることのできないわずかな傷の隙間でも侵入可能であるため、動脈硬化を進行させてしまうのです。


→ 中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす) について詳しくはこちら


高血糖

血糖コントロール指標であるHbA1cが上昇すると、早朝の血圧上昇を起こし、血管障害を起こしていると考えられます。


→ 血糖値とは|血糖値を下げる食品・正常値・空腹時血糖値・食後高血糖 について詳しくはこちら


肥満(内臓脂肪型肥満)

脂肪細胞が中性脂肪をためこみ過ぎて肥大化すると、本来のホルモン分泌のメカニズムが狂うと、悪玉ホルモン「TNF-α」が分泌されます。

血管は年とともに硬くなったり、もろくなったり、コレステロールなどがたまって狭くなる傾向がありますが、TNF-αによって、血管壁に炎症が起こると、動脈硬化が進んでしまい、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

また、インスリンの効きを悪くし、血糖値を下がりにくくして、糖尿病を引き起こします。

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、悪玉ホルモンを分泌しやすいため、内臓脂肪型肥満のほうが動脈硬化になりやすいと考えられます。


→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら


喫煙

国立がん研究センターの多目的コホート研究によれば、タバコを吸っているグループでは、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患リスクが高くなることがわかっています。

喫煙によって、動脈硬化が促進されて、虚血性心疾患の発症リスクが増加すると考えられます。


加齢

動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえます。


しかし、動脈硬化は、急にあらわれるわけではなく、若いころから始まり、40歳を過ぎる頃に症状があらわれてくることが多いのです。


つまり、動脈硬化の予防は若いうちから行なう必要があります。


少しずつ動脈硬化の原因となる生活習慣を改善していきましょう。



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動脈硬化リスク度チェック

1.加齢

男性:45歳以上、女性:55歳以上

2.喫煙

3.血糖値

100mg/dl以上

4.血中脂質

中性脂肪 150mg/dl以上
LDLコレステロール 140mg/dl以上
HDLコレステロール 40mg/dl以下

5.血圧

最高血圧140/最低血圧90以上

以上のリスク項目に多く該当する方は動脈硬化になる可能性が高いようです。



動脈硬化の予防・改善方法

動脈硬化を予防する食事】

食事・食生活の改善・バランスのとれた食事に

動脈硬化の予防には食事・食生活の改善は欠かせません。

バランスのとれた食事でミネラル・ビタミン補給しましょう。また、食事の量にも気をつけましょう。


ダイエットをして、肥満を解消する

肥満は動脈硬化の原因の一つだと考えられているので、ダイエットをしましょう。


EPAを含む青魚を食べる

血管の老化が進むと、動脈硬化を引き起こしやすくなるため、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるのですが、EPAには赤血球の膜を柔らかくする効果があったり、血管をやわらかくしなやかにする作用があることで、血液がスムーズに流れてくれるため、病気のリスクを下げてくれるそうです。

EPAの8つの美容&健康効果によれば、青魚に含まれるEPAを摂取することで、中性脂肪値が著しく低下するといわれています。


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オメガ3の多い食事を心がける

クルミなどのナッツ類を毎日食べていると、糖尿病患者の空腹時の血糖値とヘモグロビンA1cが下がってコントロールが良くなったそうです。

その理由としては、クルミに食物繊維を多く含まれていることやクルミのマグネシウムが血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きを良くしたためと考えられるそうです。

えごま(オメガ3・αリノレン酸)の栄養でも紹介しましたが、α−リノレン酸は体内では作ることができない必須の脂肪酸であり、体内でDHA・EPAに変わります。

オメガ3脂肪酸の多い食事(青魚、えごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品)を積極的にとる。


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エクオール

エクオールと血管の硬さを調べたところ、血管年齢が20歳若返ったという研究結果が出たそうです。

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タウリン

近年、若い人たちの間で増えつつある脂肪肝は、肝臓に脂肪が溜まり、動脈硬化を始めとするさまざまな生活習慣病を引き起こす、極めて危険な症状です。

*脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪がたまった状態で、肝臓の肥満症です。

カキに含まれるタウリンは、肝臓に溜まった中性脂肪を肝臓の外に出してくれ、そして脂肪肝を良くする働きがあるのです。

つまり、タウリンが肝臓に入ると、まず肝臓内の中性脂肪を取り除きます。


→ タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物 について詳しくはこちら


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ケルセチン

玉ねぎには動脈硬化対策につながると期待とされる「ケルセチン」という栄養素が含まれています。

ケルセチンには、血管をしなやかにする働きがあるため、血管年齢を若返らせてくれるそうです。

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チョコレート

動脈硬化を引き起こす脂質異常症の基準は、「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140mg/dL以上」「HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dL未満」「中性脂肪が150mg/dL以上」となっていますが、HDLコレステロールが増えることによって、動脈硬化を防ぐことにもつながることが期待できるそうです。

1.血圧の低下

最高血圧と最低血圧ともに摂取前後で有意に低下することがわかったそうです。

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールによって、炎症が軽減され、血管が広くなり、血圧が低下すると考えられるようです。

2.善玉コレステロールが増加

チョコレートを食べたことで善玉コレステロールが増えたそうです。

また、カカオポリフェノールには、酸化抑制効果があるので、LDLコレステロールの酸化を防ぐことが期待されています。

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脂身の多い肉など動物性脂肪の食べ過ぎに注意する


葉酸の多い食品を摂取する

最近の研究によれば、葉酸が不足するとホモシステインという物質が増加することがわかってきたそうです。

ホモシステインが増加すると、血管壁に衝突して傷つけてしまい、動脈硬化を誘発してしまうおそれがあるそうです。

葉酸を摂取することによって、ホモシステインを減らすことが、動脈硬化を予防し、血管年齢を若くすることにつながります。


→ 葉酸を多く含む食品 について詳しくはこちら


AGEを含む食べ物を避ける

コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ接着剤の役割をしているたんぱく質です。

若いコラーゲンは弾力があり、皮膚にもハリが出て、血管や骨もしなやかさを保ちます。

しかし、コラーゲンに糖分がくっつくと、AGEに変化します。

例えば、血管の壁を覆うコラーゲンに糖分がくっつくと、しなやかだった血管壁が硬くなってしまいます。

これが、動脈硬化です。

動脈硬化が進行すると、脳梗塞や心筋梗塞を起こす恐れがあります。

AGE年齢が高くなる要因には2つあります。

1つは、血糖値が高いこと、もう1つは、AGEを多く含む食品を食べることです。

1.血糖値が高い

食事をすると血液中に糖分が増加し、エネルギーとして使われます。

しかし、食べ過ぎで糖分が余ってしまうと、たんぱく質とくっついてAGEになります。

血糖値が高い人は、大量のAGEを作っているということになります。

2.AGEを多く含む食品を食べる

ポイントは、AGEは調理法によって量が大きく変わってしまうということ。

AGEが多くなる要因は、「温度」と「油」。

高温になると、タンパク質と糖分が結合しやすく、AGEとなります。

また調理時間が長いものほど熱が加わり、AGEが形成しやすいです。

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アディポネクチン

アディポネクチンは、中性脂肪の燃焼を助けるホルモンで、内臓脂肪が少ないほど分泌量が増えるそうです。

反対に、メタボリックシンドロームが進行する=内臓脂肪が増えると、アディポネクチンは減少してしまいます。

アディポネクチンを増やす方法としては、内臓脂肪を減らす・食物繊維を多く含む海藻類の摂取・オスモチンを含む野菜や果物の摂取・EPA・禁煙です。


→ アディポネクチンを増やす方法 について詳しくはこちら


●お酢の健康効果

※どの研究結果でも、お酢を摂ることを止めてしまうと元の数値に戻ってしまうそうですので、続けることが重要なようです。

ブドウ糖と酢を同時に摂る(例:お寿司)と、血糖値の上昇が抑えられていることがわかったそうです。

白米だけ食べた場合と、白米+お酢で食べた場合の食後の血糖値の上昇を比較すると、お酢と一緒に食べた方が血糖値の上昇が緩やかになったそうです。

炭水化物を食べると、消化・分解され、ブドウ糖になって腸から血液の中に吸収されます。

お酢はその消化・分解を抑えるため、糖の吸収が緩やかになって、食後の血糖値が急激に上がるのを防ぐと考えられます。

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大麦

「大麦」は悪玉コレステロールを減らして動脈硬化予防に役立つ食材|大麦レシピ|みんなの家庭の医学によれば、悪玉コレステロールを減らして、動脈硬化を予防する食材は「大麦」

アメリカ農務省の2004年の研究報告によれば、30代〜50代のコレステロールが高めの人に大麦を中心とした食生活を5週間続けてもらった結果、悪玉コレステロールの値が13.8〜17.4%も減少したそうです。

アメリカ・ミネソタ大学の2007年の研究によれば、155名の悪玉コレステロールが高い方に大麦を6週間食べてもらった結果、悪玉コレステロール値が9〜15%減少したそうです。

大麦に豊富に含まれている「大麦βグルカン」という水溶性食物繊維は、コレステロールを材料とする胆汁酸を体外に排出してくれる働きがあるそうです。

胆汁酸の排出で肥満や糖尿病が改善|モズクやコンニャクを食べるとメタボ予防ができる?によれば、肝臓から腸に分泌される「胆汁酸」の排出を促すことで、肥満糖尿病メタボリックシンドロームの改善が期待できるそうです。

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「大麦βグルカン」は腸に入ると水に溶け、ゲル状に変化し、胆汁酸を包み込み、便といっしょに体外へ排出してくれる働きがあるそうです。

そうなると、足りなくなった胆汁酸を補おうと、肝臓は血液中からコレステロールを集め、新たな胆汁酸を作る結果、血液中の悪玉コレステロールが減少し、動脈硬化の予防が期待できるのだそうです。


動脈硬化を予防する生活習慣】

ストレスを解消する

ストレスは血圧にも影響を与える。自分にあったストレスを解消するリラックス方法を見つけましょう。


規則正しい睡眠で休息をとる


塩分の取りすぎに気をつける

塩分の摂りすぎは血圧を上昇させる。


運動

動脈硬化予防に良い方法とは、有酸素運動。

軽いジョギングなどの有酸素運動をすると、血管の内側の内皮細胞が整列して血流が良くなり、血管を広げる作用がある「NO(一酸化窒素)」という物質がより多く出るようになって、血管が広がりやすくなるそうです。

血管が広がりやすくなり、血流が良くなることで、血管を傷つけにくくなり、動脈硬化を予防できるそうです。

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お酒(アルコール)の飲みすぎに気をつける


タバコを控える

喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を促進させるので禁煙をする。


体重・血圧を測り、自己管理に心がける

肥満や血圧の高めな人は、体重計と血圧計を用意して、体重そして血圧の自己管理を心がけることも大切です。

ちょっとした食事などの生活習慣の改善が動脈硬化の予防に役立ちます。


定期的な検査

健診では、血圧、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの値などを検査し、動脈硬化の進行度を診断します。

生活習慣病になるメカニズムはこのようになっています。

【生活習慣病になるメカニズム】

栄養の摂りすぎ・運動不足

→ 脂肪の蓄積=肥満

→ 脂肪組織の線維化

→ 脂肪肝肝臓に脂肪が蓄積)

→ 脂質代謝異常(コレステロール値の異常)や耐糖能障害(血糖値の異常)

→ 動脈硬化

→ 糖尿病NASH

ポイントは、定期的な検査で肝臓の脂肪蓄積をチェックすることで、動脈硬化を予防ができるということです。

定期的な検査で、肝臓の脂肪蓄積をチェックして、生活習慣(食生活の見直し、運動不足の解消)を改善して、動脈硬化を予防しましょう。

また、かかりつけの医師と良い関係を築き、生活・食事指導を受けましょう。



動脈硬化の新しい指標:「LH比」

動脈硬化が進んでいるかどうかの目安として、LDLコレステロールHDLコレステロールの比率「LH比」と呼ばれる新しい指標が注目されているそうです。


なぜLH比が注目を集めるようになってきたのでしょうか。


それは、最近の研究で、LDLが140未満の人でも心筋梗塞になるケースがあり、またHDLが高い人でもまれに動脈硬化を起こすこともわかってきたからのようです。


つまり、これまで推奨されてきた基準値内でも動脈硬化になる可能性があり、新たな診断基準が必要になってきたということです。


そこで注目されてきたのが「LH比」というわけです。


LH比が高い人ほど動脈硬化がリスクが高く、LH比が1.5以上になると動脈硬化の可能性が高くなってくるそうです。


LH比は、「LDL(悪玉コレステロール)」÷「HDL(善玉コレステロール)」で求められます。


LH比1.5以下を目標に、食生活や運動、禁煙など生活習慣を改善しましょう。


→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは について詳しくはこちら




→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら


→ 中性脂肪を減らすには?中性脂肪を下げる食品・食事 について詳しくはこちら


→ 動脈硬化改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら



実際の動脈硬化については、専門医の受診をおすすめいたします。


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朝食を抜く食生活をしている人は、動脈硬化を発症するリスクが高くなる

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善玉コレステロールを増やし、LH比を改善して、動脈硬化防止

動脈硬化リスク度チェック

LH比に注目して動脈硬化予防!|LDL‐cとHDL‐cの比率をチェック



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総コレステロール値・基準値|総コレステロールが高い原因

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