乳酸菌|乳酸菌の働き・乳酸菌を含む食品

乳酸菌|乳酸菌の働き・乳酸菌を含む食品

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Yogurt 364

乳酸菌は、「乳糖やブドウ糖を分解して乳酸をつくる細菌」の総称です。

乳酸菌はヨーグルトなどの乳製品に多く含まれています。

腸内のビフィズス菌も乳酸菌の一種です。




【目次】


 乳酸菌が注目される理由

なぜ、乳酸菌が注目され続けているのでしょうか。

その理由とは、乳酸菌を摂ることで腸内環境をよくし、腸における栄養素の吸収を助けるからです。

年をとるにつれて腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増え、健康に悪影響を及ぼします。

若い人でもストレスなどで悪玉菌が増えます。

乳酸菌を摂ることで、腸内環境の悪化を改善し、体の負担を軽くすることができます。



乳酸菌の働き

乳酸菌を摂ることで、ビフィズス菌などの善玉菌が増えます。善玉菌には以下のような作用があります。

  1. 糖質を分解して乳酸や酢酸を作り、腸内環境をキレイにする。
  2. 腸内を酸性にして、有害菌の増殖と有害物質の産生、吸収を抑える。
  3. 腸のぜん動運動を刺激し、便秘を防ぐ。
  4. 腸粘膜を覆って、病原菌の侵入を防ぎ、感染を防御。
  5. ビタミンB群やビタミンKを産生する。
  6. 免疫を刺激し、抵抗力を高める。(花粉症




乳酸菌を含む食品

乳酸菌は、主に発酵食品に含まれています。

  • ヨーグルト
  • みそ
  • しょうゆ
  • キムチ
  • 漬物
  • チーズ



花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?

腸内細菌は免疫力の約7割をつかさどっているといわれており、その腸内細菌のバランスの乱れによって、花粉症が起きているため、腸内細菌を整えれば、花粉症を抑制することができるそうです。

花粉症の症状・対策について詳しくはこちら

善玉菌を増やすと、Th1細胞とTh2細胞のバランスがとれ、花粉症は抑えられるそうです。

善玉菌を摂るには、毎日継続して摂取することを考えると乳酸菌を含んでいるヨーグルトがおススメなのだそうですが、どのくらいの量・どんな種類の乳酸菌を選ぶとよいのでしょうか。

  • ヨーグルトの場合、摂取の目安は、1日100〜200g程度
  • 熱に強いフェカリス菌や、胃酸に強いKW乳酸菌、ピロリ菌抑制効果のあるLG21乳酸菌など、実験データを参考に選ぶのもよい
  • 自分に合う乳酸菌はそれぞれ違うので、1週間食べ続けて効果がない場合には、別の乳酸菌のヨーグルトに変えるといい

【参考記事】

花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?|乳酸菌ヨーグルトの摂取量・選び方のポイント



乳酸菌をパワーアップさせる食べ合わせとは?

食物繊維

善玉菌(ビフィズス菌)の育つ環境を作る「食物繊維」は野菜、穀類、海藻、豆類、果物などに含まれています。


オリゴ糖

善玉菌(ビフィズス菌)の餌になる「オリゴ糖」(キシロオリゴ糖、大豆オリゴ糖など)は野菜、豆類、乳製品、はちみつなどに含まれています。


納豆菌

善玉菌(ビフィズス菌)の増殖を助ける納豆菌は納豆に含まれています。


発酵食品

腸の健康を良くするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類の発酵食品を食べたほうがいい|オックスフォード大で紹介したオックスフォード大学の研究によれば、腸の中には様々な種類の善玉菌がいて、生存競争が活発な方が腸の健康に良いことがわかったそうです。

腸の健康には発酵食品が良いということが知られていますが、腸の健康をますますよくするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類(メーカー・産地)の発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ・チーズなど)を食べたほうがいいということです。


【参考記事】

【ソレダメ】乳酸菌の効果を最大限に発揮するヨーグルトの食べ方(いつ・摂取量・種類・パワーアップさせる食べ合わせ)|4月11日

むくみ腸を改善して便秘解消!ヨーグルト+ハチミツ+大根(水溶性食物繊維)|#あのニュースで得する人損する人

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乳酸菌は生きて腸まで届かないと意味がない!?

乳酸菌を摂る上で一番大事なことは、腸に生きて届くということ。

乳酸菌を摂っても腸にまで届かなければ、あまり意味がありません。

乳酸菌飲料をとってもほとんどの善玉菌は腸にまで届かずに死滅してしまうのです。

*ただし、全く意味がないわけではなく、途中で死んだ乳酸菌が体の役に立たないわけではなく、ビフィズス菌や乳酸菌など死んだ菌も善玉菌のエサになるので役に立ちます。(死菌としてビフィズス菌を増殖する効果は認められています。)

ヨーグルトなどに使われているビフィズス菌は、腸内定住菌ですが、外部から入った菌は、腸まで届きにくく、届いても定着することは出来ません。

さらに酸素や温度、酸、圧力などに対して非常に弱く、打錠加工されたものは、圧力のためほとんど死滅します。

粉末状で乾燥状態を保っているものでも、2〜3ヵ月で半分が死滅します。

しかし、有胞子性乳酸菌は、腸内に生きて届きます。

有胞子性乳酸菌は、1週間程度増殖して死滅します。

腸内に定着する細菌ではありませんが、善玉菌(ビフィズス菌)の増殖を助けます。




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