不妊|不妊の原因・不妊治療・妊活

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不妊とは

不妊症とは、結果として妊娠しない状態のことをいうのであり、病気ではありません。

不妊はまるで病気であるかのような印象が与えられていますが、不妊は、何かしらの原因で妊娠する力が低下しているという方が適切なのかもしれません。

不妊は、ストレスの多い現代社会の問題から食生活の乱れや身体の問題、心のケアまで幅広い観点から捉える必要があります。

不妊の原因や不妊治療についてまとめました。

ちなみに、不妊は、英語で「infertility、 (sterility)」と呼びます。



【目次】



不妊(不妊症)の定義

「不妊症(ふにんしょう)」の定義とは、「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行なっているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。」となっています。

これまで、不妊症とは、「避妊なしで二年間妊娠しない状態」のこととされてきましたが、晩婚化が進んで早期の検査や治療が求められるようになった現状や、欧米の生殖医学会が1年間としていることを踏まえ「1年というのが一般的」と定義を改められました。

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男性不妊とは

不妊は女性が悩む問題と考えがちですが、不妊は男性が問題であるケースも少なくありません。

男性不妊の原因には先天性と後天性のものがあります。

先天性の男性不妊としては、様々な遺伝的要因や発育段階で受けた影響によって性機能不全になったものなどが考えられます。

後天性の男性不妊の原因としては、ストレス、病気、肥満糖尿病、アルコールや薬の影響、精巣の損傷もしくは機能障害、精子の産出または射精に関する障害など様々なものが考えられます。

不妊は女性だけが悩むのではなく、男性も検査を受けるなど夫婦で一緒に取り組むべきことです。


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不妊の原因

現代の女性は、妊娠しづらい、子供ができにくい身体になっているといわれています。

それは、女性の社会進出による仕事の増加に伴うストレスの増加、エアコンによる体温調節機能の低下、食生活の乱れ(バランスよい食事ができない)、ダイエットによる筋肉の低下、体温の低下など原因はさまざまです。

不妊(子供が出来にくい)の原因はさまざまですが、ここでは、下記の3点に絞って紹介したいと思います。

1)冷え症低体温

2)ストレス

3)食生活の乱れ


→ 低体温 について詳しくはこちら。




不妊と冷え性・低体温

不妊の原因は冷え性・低体温にあると考えられます。

冷え性・低体温はよくない生活習慣や環境が主な原因です。

冷え性・低体温の原因を挙げてみます。


食生活の乱れ

●冷たい食べ物や甘い食べ物の食べ過ぎ

冷たい食べ物や甘い食べ物は身体を冷やしてしまい、低体温の原因となります。不妊治療をしているときには体を温める食事を取りましょう。

●季節はずれの野菜や果物の摂取

冬に夏の野菜や果物を食べると身体を冷やしてしまいます。

夏の野菜は水分が多く、身体を冷やすからです。

不妊にかかわらず、健康のためにも旬の野菜をとることをおすすめします。


ダイエット

最近の冷え性は、ダイエット、特に食べない系ダイエットが原因であるといわれることがあります。

食べない系ダイエットをすることで、ミネラル・ビタミンのバランスが崩れています。

また、無理なダイエットをすることで筋肉量が少なくなります。

筋肉量が低下すると、体の血液循環に影響しますし、体温保持のための機能が確実に低下します。

また、筋肉の運動は自律神経の働きを調整する働きもあります。

そのため、食べ物を食べないようにしてダイエットをする方法は不妊には逆効果になります。

ダイエットする際には、しっかりと運動をして筋肉をつけた上でのダイエットを行なうことをおすすめします。


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血流を悪くする服装

●矯正下着をつけている人

身体を一日中締め付けていけていると、血流が悪くなってしまう恐れがあり、不妊治療をしているときにはお薦めできません。

●ミニスカートや薄着の人

これもファッション性を追求するあまり、体温調節を考えていない方は改善する必要があると思います。

服を重ね着することで、空気の層を作ることができ、保温効果が高まります。

体温調節は、不妊治療にとって大事です。

不妊治療期間中には一枚余分にということを心がけてください。


冷暖房などが整っている住環境

エアコンなど冷暖房が整っている部屋で働くことで、一番影響があるのが自律神経の乱れです。

自律神経の乱れによって体温を調節する機能が、鈍くなることが原因だと考えられます。

効果的なのが、運動をして汗をかくことですが、忙しい人は、ぬるめのお風呂に長く入ると良いと思います。

リラックスしてお風呂に入ると、自律神経の乱れも調整され、ストレスも軽減され、心が落ち着けるでしょう。


喫煙

喫煙は子供を作るのにも、妊娠中も、出産後も悪影響を及ぼします。

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうため、それが冷え性に結びつきます。

タバコを吸う事、つまり様々な有害物質と二酸化炭素を吸う事でお腹の赤ちゃんが酸欠状態になってしまうといわれています。

また、出産後の母乳にも影響が出ると考えられ、さらに、副流煙の問題もあり、子供を作りたいと思われている方はこれを機会にやめることをおすすめします。


運動不足

運動不足になると、血液を送る筋力を刺激しない状態が続き、筋力が低下し、冷え性の原因となります。

筋肉量が低下すると、体の血液循環に影響しますし、体温保持のための機能が確実に低下します。

また、筋肉の運動は自律神経の働きを調整する働きもあります。


過度のストレスによる血行不良

最近では、過度のストレスがかかることで血行不良が起こることがあり、これも低体温の原因としてあげられます。

ストレスとうまく付き合って、不妊を乗り越えましょう。




不妊とストレス

ストレスを感じる事により、女性の身体に不妊など様々な影響を与えます。

ストレスにより、ホルモンバランスを崩すこと、卵管を収縮させること、自律神経の乱れになるといわれています。

自律神経の乱れは体温低下に結びつきます。

いかにストレスとうまく付き合い、心の安定を図りながら生活を行うことが大切です。

不妊を乗り越えるためにもストレス回避が大切です。

適度な運動とリラックスしての入浴などをしてストレスを解消しましょう。



不妊と食生活

最近の食生活は、ファーストフードなどのジャンクフードや、冷凍食品が増える傾向にあります。

これらの食事を多く摂ることで、食事のバランスが乱れており、その結果、貧血やビタミン不足による各種症状が出てくることになります。

そのため、不妊治療を行なうにあたっては、まず、バランスの良い食事を心がける事が大事です。

必要不可欠な栄養素は、亜鉛・セレンなどのミネラルと、ビタミンB1・B2などのビタミンです。

ミネラル補給は、女性ホルモンのバランスを保ち、不妊・冷え・生理不順(月経不順)・低体温を改善します。

また、亜鉛には、女性ホルモンの分泌を促進し、さらにホルモンバランスを保ち、月経周期を正常に調整する働きがあります。

→ 生理不順(月経不順) について詳しくはこちら

セレン・銅補給は胎盤を丈夫にして順調な出産などに役立ちます。

時にはサプリメントを上手に利用しましょう。

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体外受精と卵子の老化

卵巣の中に卵胞があり、卵胞の中に卵子が入っています。

専用の針で吸い出し、素早くシャーレの上に移します。

※年齢を重ねると、卵子のない空の卵胞が増えてしまいます。

見つかれば、夫の精子と受精させます。

卵子の老化による影響が出るのはこのあとです。

20代の女性の受精卵は、活発に細胞分裂を繰り返し、やがて胎児へと成長していきます。

30代後半からの女性の受精卵は、成長が止まってしまうことが増えていきます。

体外受精など不妊治療で出産できる確率は、35歳で16.8%、40歳で8.1%、45歳では0.5%に低下します。(日本産科婦人科学会 2009年)

卵子は女性が生まれた時から体の中にあります。

男性の精子が日々生み出されるのに対し女性の卵子は新しく作られません。

女性が年齢を重ねるほど、数が減少し、質も低下するのです。

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不妊治療への公的助成制度

公的助成制度は、体外受精や顕微授精以外の治療法では妊娠の見込みがないか、妊娠の可能性が極めて低いとされた夫婦が対象で、夫婦合算で年730万円未満という所得上の制限があります。

指定医療機関で体外受精や顕微授精といった「特定不妊治療」を行った場合に、その治療費が助成されます。

厚生労働省、不妊治療の助成制度の拡充 男性にも(2009/9/3)によれば、厚生労働省は、不妊治療の助成制度の拡充を決めたそうです。

拡充の対象は、体外受精でないと妊娠が難しい夫婦です。

現在は原則として、不妊治療1回の上限額は15万円で通算6回まで助成を受けられますが、1回目の上限額を30万円としています。

妻から卵子を、夫から精子を採取し体外受精を行うのに30万〜40万円程度かかります。

上限倍増で1回目の費用をほぼカバーでき、受けやすくなります。

夫が無精子症などの場合、精巣を切開し精子を採取する必要があり、さらに30万〜50万円程度かかります。

この手術を受ける場合は、新たに上限15万円を助成します。

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