■加齢臭について
加齢臭対策商品(加齢臭対策ガム)が注目を集めていますが、加齢臭は中年男性だけに当てはまるわけではありません。実は女性も加齢臭で悩んでいる方がいるのです。
加齢臭はいったいどういうニオイのことをいうのでしょうか。
男性・女性とも40代頃から、加齢臭のもとであるノネナールが体臭に含まれるようになります。
年をとると、若いころにはなかったある脂肪酸が皮膚から分泌される皮脂の中に作られます。
この脂肪酸は空気中の酸素や微生物により「ノネナール」という物質に変化し、ニオイの原因となります。
ノネナールの含有量が多くなると体臭を悪化させ、中高年特有の、いわゆる『加齢臭』が発生するようになります。
■男性と女性の加齢臭の違い
●特に男性特有の体臭は、汗と混ざって一層ニオイが強くなり女性に不快感を与えるようになります。また、女性と比較すると、毛穴の奥にある皮脂腺から分泌される皮脂量が多いため、男性の方が加齢臭を発生する傾向が高いです。
●女性は女性ホルモンの作用でノネナールの発生が少ないので加齢臭が少ないといわれています。また、日頃から肌のお手入れをしていることで、バクテリアが醗酵しにくいことも理由として挙げられます。しかし、女性も年をとるにつれて、更年期になると女性ホルモンが少なくなってくるため、加齢臭が現れます。
■加齢臭(体臭)と食生活の変化の関係
日本人は欧米人に比べて体臭が極めて少ないとして知られています。
それは、欧米では、昔から香水が多く使われていたのに対して、日本では、あまり香水文化が発達していないことからもわかります。
*日本では、身体に直接香水をつけるというよりも薫香(たきもの)文化が発達していました。
なぜ日本人は体臭が少なかったのかというと、それは低脂肪・高繊維質・植物性食品が中心の食生活、つまり和食だったためであると考えられます。
ところが、戦後の食生活の大きな変化により、日本も高タンパク・高脂肪、特に肉や乳製品などの動物性脂肪の多い食事へと移行したことで、より体臭・加齢臭が発生しやすくなってきていると思われます。
■加齢臭の原因
動物性脂肪の酸化がニオイ(加齢臭)の発生源となりやすいのですが、ではこの脂肪を酸化させる原因には何があるのでしょうか。
●喫煙(タバコ)
●飲酒(アルコール)
●ストレス
●不規則な生活
●脂肪分の多い食事
■加齢臭対策・予防
加齢臭対策としては、加齢臭の原因である動物性脂肪を酸化させない生活をすることです。
つまり、「加齢臭対策とは活性酸素対策である」ということです。
体内の活性酸素は生活習慣病の元にもなるともいわれていますから、加齢臭対策・体臭対策のためだけではなく、健康で長生きするためにも活性酸素対策は大事です。
しかし、どんなに健康的な生活を送っていても、人間が生活している中で、体内での活性酸素の発生は避けられませんから、抗酸化作用の高い食品を含む食事を摂ることをオススメします。
抗酸化作用があり、ビタミンC・E、βカロチンが含まれている緑黄色野菜などを常に摂取するように心掛けましょう。また動物性脂肪は避け、食物繊維が多く含まれている食品もおすすめです。お酒・タバコなどは控えた方がよいと思います。
どうしてもそのような食事が摂りにくい方は、健康補助食品(サプリメント)を摂取してみてはいかがでしょうか。
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