しょうがの健康効果

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生姜(しょうが)とは?

しょうが(生姜)は古くから漢方薬の原料や香辛料としてつかわれてきた、私達の生活においても身近な植物です。

以前からしょうがはすりおろしたり、砂糖漬け、しょうがはちみつ、しょうが湯などで親しまれて来ました。

ショウガ科には数多くの品種があり、品種によって含有成分にかなりの差があります。

辛味の元になるジンゲロールやショウガオールは、美容や健康維持に大変役立つといわれています。

しょうがは、昔から体を温めてくれる食材として、手先・足先が冷えやすい方(冷え性)や風邪予防として使われてきました。

さらに、最近では、しょうがはふしぶしのつらい悩みに働きかける効果があるとして注目されています。



目次




乾燥しょうがが体を温める理由とは?

普通のしょうが(生のしょうが)

ジンゲロールという成分が含まれています。

ジンゲロールには、手や足の末端で血管を広げる効果があります。

これによって、手や足が温まる感じがするそうです。

しかし、こうしたことによって、深部体温は下がってしまうそうです。

※中国の薬学書には、生のしょうがには、「解熱作用」があると記述されています。


乾燥しょうが

生のしょうがを乾燥させると、ジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変化するそうです。

ショウガオールには、胃腸の壁を刺激して、熱を作り出す働きがあり、乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。

※中国の薬学書には、乾燥しょうがには、「中を温める」「寒冷腹痛を止める」と記述されています。

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しょうがと関節痛

しょうがは、昔から漢方薬の原料として使用されてきました。

主として、唾液による消化の促進、嘔吐抑制、胃ぜん動抑制、鎮痛、鎮痙、鎮咳などの作用が認められています。

今、ショウガエキスが、抗炎症・鎮痛の目的で注目を集めています。

1998年頃から「ショウガエキスのリウマチと変形性関節症における抗炎症、鎮痛作用」についての研究発表が、デンマークのモーティン・ワイドナー博士やアメリカのジョン・テイラー博士を中心に、相次いでありました。要約すると、次のようになります。


1.ショウガエキスで、最終的に80%程度の患者の痛みが改善

2.早い人で2〜3週間、遅い人でも3〜4ヶ月で効果が現れた。

3.他の鎮痛剤のように胃かいようなどの副作用がない。

4.安全性が極めて高い。


関節の痛みの原因は様々ですが、炎症の起こっている関節では「プロスタグランジン」、「トロンボキサン」などのホルモン様物質を自ら作り出して、痛みを発生させていることが知られています。

ショウガエキスは、これらの痛みを発生させる物質の、体内での生成を抑える効果があることが確認されています。

しょうがには、辛味成分として、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン、香り成分として、ジンギベレン、ゲラニオール、1.8-シネオールなどが含まれていますが、この抗炎症・鎮痛には、辛味成分であるジンゲロール、ショウガオールが主に働いているといわれています。


なぜひざ痛の予防・改善にショウガが効果的なのでしょうか?

1.ジンゲロールの抗炎症作用がヒザ痛に効果がある

ショウガに含まれる辛味成分ジンゲロールには、抗炎症作用があり、ひざの痛みに効くそうです。

マイアミ大学の実験によれば、ショウガエキスを6週間摂取したグループでは変形性膝関節症の人の4割の痛みが和らいだそうです。

また、2014年の国際変形性関節症学会でも、生姜を摂取すると、変形性膝関節症の痛みが軽減させると発表されています。

2.しょうがは軟骨の変形を防ぐ

軟骨の炎症を放置しておくと、痛みが悪化していき、軟骨のすり減りが進んでいくそうです。

そこで、しょうがを摂取すると、炎症を抑えることにより、軟骨のすり減りを防ぐことができるそうです。

一日に食べると効果的な摂取量は、1日60g(しょうが1個分)で、より高い効果を求める場合には、1日120g摂るぐらいではないといけないそうです。

ただ、一日しょうが1個を食べるのは大変なので、おすすめしていたのは「乾燥しょうが」

乾燥ショウガとは、ショウガを天日干しなどで乾燥させたものです。

しょうがは約9割が水分なので、乾燥ショウガにすると、1日6gでよいそうです。

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