■ダークスポット(目に黒い筋がある)
ダークスポットとは、目の表面の涙の膜に出る黒い筋がある状態のことを言います。
黒い筋が出ているということは、涙の膜に筋状の穴が開いた状態ということです。
涙の分泌量が減少し、涙の蒸発が増えると、ダークスポットが出現します。
ダークスポットが出ていると、黒目が露出しているので傷がつきやすい=ドライアイ
■日本人の6人に1人は目に黒い筋がある
目に黒い筋があると最悪の場合、失明することがあるそうです。
黒い筋がある日本人は最大2200万人(推定)といわれ、日本人の6人に1人は目に黒い筋があると考えられています。
●目に黒い筋があるかどうかを簡単にチェックする方法
玉ねぎを切って
涙が出る⇒正常
涙がでない⇒黒い筋がある可能性がある
涙が出なかった人を再度検査したところ、涙の出なかった人の7割に黒い筋がありました。
玉ねぎを切ると、刺激によって、目から涙が出ます。これは、目の防御機能が正常に働いているということです。
涙がでない⇒防御機能低下⇒黒い筋ができやすい
■涙
- 人は一日中涙が出ている(目覚めている間は涙は出続けている)
- 一日に出ている涙の量は2〜3cc(小さじ半分程度)
- 常に出ている涙に異常が起きると、黒い筋が現れる
- 涙腺は目の外側、まぶたの奥にある涙を分泌する組織
- 涙腺から涙が出る⇒目の表面に涙が広がる⇒涙点から排出
涙が大量に出る⇒涙点から排出⇒鼻水
- 涙に含まれる成分には、殺菌成分・栄養素・酸素が含まれる=天然の目薬
■ダークスポットの症状
ダークスポットの症状としては、次のような症状があります。
■ダークスポットの原因
1.加齢
40歳以上になると涙腺の働きが悪くなる・涙の量が減る
⇒目が乾きやすくなり、ダークスポット出現
加齢により黒目の感覚が鈍くなる⇒涙腺に信号がいかない⇒涙が分泌しない・涙腺が働かない
2.3つのコン
●エアコン
ダークスポットは目の表面が乾くとできやすい。
長時間エアコンが聞いている場所は空気が乾燥しやすい。
知らない内に涙が蒸発している。
●コンタクトレンズ
一般的にコンタクトレンズの装用時間は一日12時間から16時間以内が適切。
しかし、装用時間を超えてつけ続けたりすると、レンズの表面に汚れが付着し、涙の膜が崩れやすくなり、涙が不足するばかりか、角膜の栄養となる酸素が減少し、目が傷つくリスクが高まります。
●パソコン
人は、まばたきを通常3秒に1回しているといわれています。
一日16時間起きているとすると、まばたきを約2万回していることになります。
目を閉じるとき:古い細胞を拭きとる
目を開けるとき:汚れた涙を排出、新しい涙を分泌
パソコン作業に集中すると、脳が見ることを優先し、まばたきをさせなくなってしまい、涙の蒸発が進んでしまうそうです。
パソコンだけでなく、ケータイやテレビに集中することで涙が蒸発し、ダークスポットができてしまう。
パソコン使用中は、不完全なまばたきが起こることがある。
不完全なまばたき:しっかり見ようと集中しているために無意識のうちに現れてしまう。目の下半分が露出するので、涙が蒸発しやすくなる。
■ダークスポットはどういう人に起こりやすい?
●ダークスポットの発生率は、女性は男性の約2倍。
これは、男性ホルモン減少の影響によるもの。
涙腺は男性ホルモンでコントロールされている。
【女性が危険な理由】
1.女性は男性ホルモンの量が少ない
2.年とともにホルモン量が減りやすい
●40代以上が危険
加齢による涙の分泌量の低下
●コンタクトレンズをつけている人は、メガネを併用するなどコンタクトの装用時間を減らしたほうが良いようです。
■ダークスポットを解消する方法
通常は、まばたきによって、マイボーム腺(上下のまぶたに約30本ある細長い組織)で作られた油が涙の表面に広がり、全体をコーティングし、涙の蒸発を防いでいます。
マイボーム腺から出る油は、通常は、透明でサラサラとした油が出ているのですが、ダークスポットができている人の油はドロドロの状態なのだそうです。
なぜドロドロ油になるのか?
その原因は、加齢。
加齢により、マイボーム腺の出口が狭くなり、油がマイボーム腺の中で滞るようになり、質の悪い油に変化してしまうために、ドロドロになってしまいます。
つまり、ダークスポットを解消するためには、油がマイボーム腺で滞らないようにすれば良いのです。
●ダークスポットをたった5分で解消する方法
1.タオルを40℃程度のお湯で濡らし、2回ほど軽くしぼる
頬につけても熱くない温度が適温
2.目の上にタオルをのせ、約3分リラックス
マイボーム腺の油は40℃で溶け出しサラサラになる
3.十分に温まったら、ボールペンで、上まぶたは上から下に、下まぶたは下から上に、油を押し出すようにマッサージ
※ボールペンの扱いに注意
※まぶたをひっぱる感じで押さえるのがポイント
4.ギュッと強いまばたきを4から5回行う
※1回で効果があるとは限らないので、1から2週間続けてみてください。
※効果が出ない場合は、別の原因が考えられるので、眼科を受診しましょう。
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