●なぜ、目の下にだけ「くま」ができるのか。
仕事で夜遅くまで残業したり、勉強で徹夜をしたり、ついつい夜遊びしちゃったりと睡眠不足が続くと、目の下に「くま」ができていることがありますよね。
最近では、「目の下のくまにいいマッサージは何か」、「目の下のくまに良いサプリメントは何か」、また「目の下のくまを隠すメイク方法はないか」と悩んでいる人が多いのです。女性の3人に1人が「目の下のくま」に悩んでいるとも言われています。実は、男性も「目の下のくま」に悩んでいる方が多いようなのです。
目の下のくまの原因としては、睡眠不足や疲労、ストレス、体調不良による血行不良だけでなく、眼精疲労、ドライアイも目の下のくまには良くないことがわかっています。
でも、どうして「目の下のくま」ができるのでしょうか?
それは、眼のまわりやまぶたの皮膚が、まわりの皮膚に比べてとても薄く、皮膚の下の血管の色などが見えているからです。
特に、眼の下の皮膚は0.6ミリととても薄く、卵の薄皮程度しかありません。(そのため、目の下の部分は、皮膚の下に張り巡らされた毛細血管の色が常に透けて見えてるほどなのです)
人体の中でも特に眼の下は薄いので、睡眠不足や疲労、ストレスによるうっ血などで血液が黒ずんでいたり、皮膚にメラニン色素が沈着した状態では、その部分が黒ずんで見え、それが「目の下のくま」となります。
●なぜ血液の色は赤いのに「目の下のくま」は黒っぽく見えるのか?
それは、血流の低下によるところが大きいようです。血液の赤い色は、赤血球の中にある赤い色素であるヘモグロビンの色です。血流の良い状態では、ヘモグロビンはきれいな赤い色をしています。
疲労や睡眠不足、ストレスの蓄積などの影響で、目の下の脂肪が前に出てくることで、その脂肪が毛細血管を圧迫することによって、血行が悪くなり血液中の酸素が欠乏すると、ヘモグロビンが暗赤色になって皮膚の薄い目の下の部分が黒ずんで見えるのです。
つまり、それが「目の下のくま」なのです。
ヘモグロビンは、血液の赤血球中に存在する色素タンパクで、全身に酸素を運ぶ役割を担っています。肺で酸素と結合して、血液と一緒に全身に運ばれ酸素を供給します。
酸素と結合した状態のヘモグロビンは、「酸化ヘモグロビン」と呼ばれ鮮やかな赤い色をしています。しかし、酸素を供給した後は酸素が離れ、この状態を「還元ヘモグロビン」と呼び、色は暗赤色をしています。
■酸素を含むヘモグロビン=鮮やかな赤色
■酸素を含まないへモグロビン=暗い黒っぽい色
つまり、「目の下のくま」をとるには目元の血流を改善することがポイントということになります!
●目の下のくま解消・改善にカシス!
カシスポリフェノールで目の下のくまの黒さが90分後に約5%改善(明治製菓と大学の共同研究の成果)
これは、カシスポリフェノールが目の下の血流を改善し、目の下のくまが薄くなるためと考えられています。
大手メーカー(明治製菓)では、カシスポリフェノールが視覚改善(眼精疲労改善)や抗酸化作用だけでなく、血流改善にも効果がある(眼精疲労や肩こり、冷えなどの改善効果が臨床試験で確かめられていました)ことから注目し、研究がなされていました。
そして、カシスは目の下の血流改善による目の下のくまの解消(美肌効果)に役立つことが新たにわかりました。
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●目の下のくまの解消法:マッサージ
○朝の蒸しタオルケア:
朝の洗顔後に、目の周りを「蒸しタオルで温める→水でぬらしたタオルで冷やす」を2、3回ほど繰り返します。少々面倒くさいかもしれませんが、蒸しタオルは小さめのハンドタオルを濡らして、電子レンジで30秒から1分ほど温めれば簡単にできますので、今日は目の下のくまをスッキリさせて明るい顔で頑張りたいという時にはぜひお試しください。
○マッサージケア:
目の下のくまマッサージではマッサージの専門家やメイクアップアーティストの理論によってやり方が異なります。
【目の下のくまマッサージ1】
両手の薬指を使って、下まぶたの目尻→目頭→上まぶたの目尻と、まぶたのふちを一周します。これを2、3回ほど繰り返します。
【目の下のくまマッサージ2】
目尻に向かうラインに沿って、下から上へと指を動かした後、こめかみあたりで下へと指を動かして老廃物をリンパの流れに乗せる方法。
【目の下のくまマッサージ3】
下まぶたの目尻の側から目頭の方へ指を動かし、鼻筋を上に上って、上まぶたでは目頭から目尻に向かって、つまり内から外へと指を動かし、老廃物をリンパへ乗せるという方法。
メイクアップアーティストによると、3か月ほどで目の下のくまに変化が見られてくるとのこと。じっくりと取り組んでいきましょう。
目の下のくまのマッサージでくれぐれも大事なことは、やりすぎないこと。それは、目のまわりや瞼の皮膚が、まわりの皮膚に比べてとても薄いからです。皮膚に刺激を与えすぎて、「色素沈着」による目の下のくまの原因にならないように、目の周りは優しく扱ってください。
薬指を使うのは、他の指を使うと余計な力が入りすぎてしまい、そのマッサージ自体が色素沈着による「目の下のくま」となってしまわないようにするためです。
また、目の下のくまのマッサージとだけ考えないで、顔全体の血流を良くするためのマッサージと考えてください。
→目のクママッサージについて詳しくはこちら
●目の下のくまの種類
同じ目の下のくまといっても原因によって目の下のくまの種類が違ってきます。
@血行不良による目の下のくま
睡眠不足や疲労、ストレス、低体温、目の疲れによる血行不良が原因の目の下のくま。血行不良による目の下のくまの方の中には、肩こり頭痛や冷え性持ちの方が多くいるようです。また、血行不良による目の下のくまには、目の下の皮膚が特に薄いために目の下のくまに見える方もいます。
→「低体温(血行不良による目の下のくまの原因の一つ)」についてはこちら
A色素沈着による目の下のくま
目の周囲の皮膚にメラニン色素が沈着して茶色っぽく見える目の下のくま。
Bくぼみや凹みなどによる目の下のくま
目の下に出来る窪み、目の周りの筋肉のたるみ、涙袋等が原因で影のようになって見える目の下のくま。
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